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NVDAだけじゃない——フィジカルAI時代に本当に必要なインフラ銘柄

sayosuke_admin

コロナ以前、わたしはNVDA(エヌビディア)を約20ドル(分割後価格)で買いました。
当時はAIブームはまだ来ていません。GPUメーカーとしての実力は評価していましたが、正直ここまで上がるとは思っていなかったのが本音です。

それが今や210ドル超、10倍以上になっています。もっと買っておけばと、つい考えてしまいます。

NVDAの保有状況スクリーンショット。
取得単価20.42ドル、現在値209.68ドル、
含み益+926%。コロナ前から長期保有中。

転機は生成AIでした。ChatGPTに初めて触れた時の衝撃は今でも忘れられません。

「これは産業の構造が変わる」と直感しました。一方で、AI関連銘柄を調べると、すでに多くの株価は大きく上昇していました。

では、次にどこに投資すべきか?

その問いに向き合った結果、わたしが辿り着いたのが「フィジカルAIのインフラ」という考え方。本記事ではその投資哲学と、実際にわたしが選んだ銘柄群を紹介したいと思います。

ロボに投資するのは正解か?

フィジカルAIとは、AIが現実世界に実装されることです。
自動運転、産業ロボット、スマートファクトリー。これらはすべてフィジカルAIの具体的な姿です。

もう少し身近な例で言うと、Amazonの物流倉庫で荷物を仕分けるロボット、工場の生産ラインを管理するAI、建設現場で自律的に動く重機——こういったものがすべてフィジカルAIです。画面の中だけで完結していた生成AIが、いよいよ物理的な世界に飛び出してきている。そういう時代の入り口に、わたしたちは立っています。

「じゃあロボットメーカーに投資すればいいんじゃない?」

わたしも最初はそう考えました。ファナックや安川電機といった日本の優良ロボットメーカーが頭に浮かびました。実際、安川電機はわたしも短期取引でお世話になっています。

しかし、ここで一つの疑問が浮かびます。歴史を振り返ってみましょう。

インターネット時代、本当に儲かったのは誰?

1990年代後半、インターネットブームが来た時、多くの投資家はPCメーカーに注目しました。ところがその後、PCはコモディティ化し、メーカーは価格競争に巻き込まれていきました。一方でGoogleやAmazon、Microsoftといったインフラを抑えた企業は、今も圧倒的な存在感を持っています。

フィジカルAI時代も同じ構造になるのではないか。

ロボット(端末)は将来コモディティ化する可能性があります。しかしロボットが何百万台になっても、必ず通るインフラがある。そのインフラを抑えた企業こそが、長期的な勝者になるのではないか——そう考えるようになりました。

フィジカルAIのインフラとは何か

では、フィジカルAIのインフラとは具体的に何でしょうか。わかりやすくするために、フィジカルAIをレイヤーで考えてみます。

フィジカルAIのレイヤー構造図。
上部のアプリケーション層・チップ推論層と、
その下に位置するセンサー接続層・制御自動化層・
電力管理層・設計検証層・実装製造層を示す。
多くの投資家が見落としているインフラレイヤーを可視化。

多くの投資家が注目しているのは、上の図でいう「チップ・推論層」です。
NVDAはまさにここに位置しています。

しかし、ロボットや自動化機械が現実世界で動くためには、その下にある層が必ず必要になります。

  1. センサー・接続層:現実世界の情報を取り込む「目」と「耳」
  2. 制御・自動化層:AIの判断を物理的な動作に変換する
  3. 電力・エネルギー管理層:膨大なエネルギーを安定して供給する
  4. 設計・検証層:次世代チップや機器を設計・テストする
  5. 実装・製造層:インフラを現実の機器として安全に組み上げる

これらはロボットメーカーが何社に増えても、AIデータセンターがどれだけ拡大しても、必ず需要が発生します。特定の端末やサービスに依存しない、いわば「神経」のような存在です。

NVDAが注目される理由はよくわかります。ただ、この「神経」を抑えた企業群にも、同じくらい大きな恩恵が届くはずだとわたしは考えています。

だからこの銘柄群にたどり着いた

フィジカルAIのインフラ層に投資する——この結論にたどり着いたわたしは、各レイヤーで「なくてはならない存在」になっている企業を決算資料や業界レポートを読み込みながら調べていきました。

その結果選んだのが11銘柄。わたしはこれを「さよ11」と呼んでいます。

センサーや接続部品、制御・自動化システム、電力管理、設計・検証ツールなど、それぞれのレイヤーで世界シェアを持つ企業群です。

いずれも派手さはありません。しかし、ロボットが何百万台に増えても、AIデータセンターがどれだけ拡大しても、必ず需要が発生する構造を持っています。

NVDAも引き続き保有しています。ただ、NVDAだけを見ていると、その下で世界を支えているインフラ企業群を見逃してしまう。

そう感じています。

まとめ

AIが現実世界に実装される時代、多くの投資家の視線はチップや推論層に向いています。それは間違いではありません。

ただ、インターネット時代にPCメーカーではなくインフラを抑えた企業が勝ったように、フィジカルAI時代も同じ構造になるのではないか…。わたしはそう考えています。

端末(ロボット)ではなく、その神経となるインフラに投資する。これがさよ11という銘柄群を選んだ理由です。

次の記事では、さよ11の具体的な銘柄と各銘柄を選んだ理由を詳しく紹介します。

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さよすけ
さよすけ
資産防衛ストラテジスト
投資歴10年。外貨・株式・仮想通貨の三本柱で、資産を守りながら増やす実践的な資産防衛術を発信しています。 自身の運用経験をもとに、外貨分散・株式投資・デジタル資産・リスク管理をわかりやすく解説します。
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