About Me
投資を始めたころの話
投資を始めたきっかけは、配当でした。
働いて得たお金が、持っているだけでさらにお金を生む。
その仕組みがシンプルに面白いと思いました。働かなくてもお金が増えるって最高じゃないですか?
そして最初に買ったのはJR東海でした。いま振り返ると、投資を始めたばかりの自分がよく買ったなと思います。株価はかなり高く、初心者が最初に手を出す銘柄ではなかったかもしれない。でも「知っている会社の株を買う」という感覚は、当時のわたしには自然なことでした。
そこから約10年。高配当株を中心に、少しずつ資産を積み上げてきました。
10年で数千万円、でも何かが違った
10年続けた結果、資産は数千万円になっていました。
客観的に見れば悪くない結果です。
でも、どこかすっきりしない感覚がありました。
「なぜこの株を持っているのか」と聞かれたとき、明確に答えられない。
配当利回りが高いから、なんとなく安定していそうだから。そういう理由で買った銘柄が、ポートフォリオの大半を占めていました。
資産は増えているのに、自分の投資に自信が持てない。
そのモヤモヤの正体が、複利についてあらためて考えたときに少し見えた気がしました。
配当をもらって使ってしまうより、成長する会社を長期で持ち続けた方が、複利の力をもっと活かせるのではないか。そう気づいたとき、「なんとなくの投資」から抜け出したいという気持ちが強くなりました。
ピーター・リンチとの出会い
そのタイミングで手に取ったのが、ピーター・リンチの本でした。
リンチは13年間でマゼラン・ファンドを20億ドルから140億ドルに育てた伝説的な投資家です。
その彼が繰り返し語るのが、
「長期的には企業の成功と株価の成功は必ず一致する」
という考え方です。
短期の株価の動きを追うのではなく、本当に成長する会社を見つけて長期で持ち続ける。複利の力は、そういう投資でこそ最大限に発揮される。
その考え方が、自分のモヤモヤに対する答えのように感じました。
「なぜこの株を持っているのか」に答えられる投資をしたい。
リンチの本を読みながら、そう思うようになっています。
フィジカルAIという答え
「成長する会社を長期で持ち続ける」
その考え方に辿り着いたとき、次の問いが生まれました。
では、これから10年で本当に成長するのは何?
AIがデジタルの世界を変えたように、次はAIが物理世界を変える番だと思いました。工場のロボットが自律的に動き、自動車が自ら判断して走り、物流が人の手を離れていく。そのフィジカルAIの時代に、必ず必要になるインフラを抑えておきたい。
NVDAのような完成品を作る会社ではなく、その土台となるインフラ——センサー、制御、電力、設計、接続。
そういう「なくてはならない部品・システム」を作る会社に投資するという思想が、「さよ11」というポートフォリオになりました。
高配当株中心の「なんとなく投資」から、未来を読んで、仕込む投資へ。
それがいまのわたしのスタイルです。
このブログについて
このブログ「さよすけ未来投資ラボ」は、そのプロセスをそのまま書いている場所です。
銘柄分析、ポートフォリオの考え方、失敗談、試行錯誤。
きれいにまとめた情報より、実際に自分が考えて動いた記録を残したいと思っています。
特に力を入れているのが、「さよ11」と名付けたフィジカルAIインフラのポートフォリオです。なぜその銘柄を選んだのか、どんな未来を想定しているのか、実際の取得単価や保有額も含めて書いています。
投資に正解はありません。でも「なぜ持っているのか」を言葉にできる投資は、続けられると思っています。
このブログが、同じように未来を考えながら投資している誰かの参考になれば嬉しいです。