わたしの資産設計図【2026年5月】|6つの資産クラスに役割を持たせる理由

わたしの資産は、いま変化の途中にあります。
もともとは日本株の高配当メインでした。配当をもらいながら資産を増やす。それなりに機能していましたが、ある時気づきました。配当はおまけで、株式投資の本質は成長にあると。
その気づきから、資産の設計が変わり始めました。
日本株は高配当中心から成長株へシフト。米国株はフィジカルAIインフラという明確な思想のもと、オリジナルのグロース株ポートフォリオを構築。NISAの積立枠はチャールズ・エリスの思想に従いパッシブ一択へ。積立FX「らくつむ」で為替ヘッジとインカムを追加。仮想通貨はBTCを中心に毎日積立中。
これは、わたしの現時点の資産設計図です。完成形ではなく、移行期の記録として公開します。
資産全体の設計図
現時点の資産配分はこのようになっています。

日本株が約6割と最も大きな割合を占めています。
もともと高配当株を長年積み上げてきた結果です。現在は成長株へのシフトを進めており、この比率は今後変化していく予定です。
米国株(さよ11/13)が約26%。フィジカルAIインフラという明確な思想のもとで選んだ銘柄群で、ここが資産全体の成長エンジンです。
インデックス・現金・仮想通貨がそれぞれ約5%。いずれも毎月積み上げており、時間をかけて比率を高めていく予定です。
FXは、らくつむで5月から開始したばかりで、現時点では比率としてはほぼゼロ。
ただ毎日積立を続けており、為替ヘッジとインカムとして育てていきます。
各資産に役割があります。次章から順番に説明します。
日本株|成長+インカムのハイブリッド
資産の約60%を占める日本株は、もともと高配当メインでした。
配当利回り3%・5%の銘柄を積み上げ、毎年配当金が入ってくる安心感がありました。
ただ、ある時気づきました。高配当だけを追いかけることの限界に。
配当をもらうたびに課税される、複利が効きにくい。そもそも成長しない企業の株価は上がらない。この考えはNISA戦略を変えた記事でも書いています。

そこから日本株の方向性が変わりました。ただの高配当株は処分し、成長の見込める銘柄へシフトしています。浜松ホトニクス・オプテックスG・日本セラミック・THK・ナブテスコなど、フィジカルAI文脈で語れる銘柄を中心に保有中。また、三菱商事のように成長も取れる銘柄はインカムとして継続保有しています。
また、ピーター・リンチ流のスクリーニングで発掘したバリュー株(AIRMAN・TEIKOKU)や、半導体めっき液のニッチ王者JCUも日本株ポートフォリオの一部です。
日本株は「成長+インカムのハイブリッド」として、資産全体の土台を担っています。
わたしの割安株スクリーニングはこちらの記事をご覧ください。

米国株(さよ11/13)|純粋なグロース
資産全体の約26%を占める米国株は、純粋なグロースとして位置づけています。
核となるのが「さよ11」です。フィジカルAI、ロボット・自動運転・スマートファクトリーが現実世界に実装される時代に、必ず通るインフラレイヤーに絞って選んだ11銘柄のポートフォリオです。端末(ロボット)ではなくインフラを抑えるという思想が土台にあります。
NVDAが上がった。次に来るのは何か。その問いから始まり、センサー・接続層・制御・自動化層・電力管理層・設計検証層・デジタルツイン。
フィジカルAIのインフラを5つのレイヤーで構造化し、各層から銘柄を選定しました。
また、さよ11にNVDA・IONQを加えた13銘柄を「さよ13」と定義しています。NVDAは現状のチップ・推論層の中核、IONQは量子コンピューティングへの先行投資として、さよ11とは別枠で位置づけています。
各銘柄の詳細はこちらの記事をご覧ください。

インデックス|資産の土台
NISAの積立枠でオルカン(eMAXIS Slim全世界株式)とS&P500(eMAXIS Slim米国株式)を日々積み立てています。現時点では資産全体の約5%ですが、毎日自動で積み上がっていく土台です。
この選択に確信を与えてくれたのが、チャールズ・エリスの「敗者のゲーム」でした。市場平均に勝ち続けることは難しい。だからコストを最小限に抑えたパッシブ運用で、市場の成長をそのまま受け取る。その思想とNISAの積立枠という制度が完全に一致しています。
オルカンとS&P500を組み合わせる理由はシンプルです。基本は米国を信じている。ただ米国一本に絞るのではなく、他の国の成長も少し取っておきたい。この2本の組み合わせで、ざっくり米国約80%・その他約20%というポートフォリオが自然にできあがります。
手間をかけず、コストを抑え、市場の成長をそのまま受け取る。日米個別株を真剣に選んでいる分、積立枠は「考えない資産」として放置できるのがインデックスの最大の価値です。
インデックス投資の詳細はこちらの記事をご覧ください。

積立FX(らくつむ)|為替ヘッジ+インカム
2025年5月から、外為どっとコムの積立FX「らくつむ」で豪ドル・メキシコペソ・トルコリラの3通貨を毎日200円ずつ積み立てています。合計600円/日です。
始めた理由は2つです。
ひとつは為替ヘッジ。さよ11・インデックスともにほぼドル資産で、円高になると資産全体が目減りするリスクがある。豪ドル・メキシコペソ・トルコリラを保有することで、ドル以外の通貨にも分散しています。
もうひとつはスワップポイントによるインカムです。トルコリラは政策金利37%水準から生まれる高スワップ、メキシコペソは米国経済と連動した安定感、豪ドルは相対的に安定した資源国通貨。3通貨の組み合わせでリスクを分散しながらスワップを積み上げていきます。
レバレッジは1倍。少額で、リスクをコントロールしながら外貨を積み上げる実証実験として始めました。毎月の運用記録はブログで公開していく予定です。
詳細はこちらの記事をご覧ください。

仮想通貨|株式以外へのヘッジ+インカム
仮想通貨はBTC・ETH・XRP・DOT・ATOMの5銘柄を保有しています。資産全体の約5%、時価約200万円です。
株式・インデックス中心のポートフォリオに対して、異なる値動きをする資産クラスとしてのヘッジが主な目的です。株式市場が崩れたとき、仮想通貨が必ずしも同じ動きをするわけではない。その分散効果を期待しています。
インカムとしての側面もあります。DOT・ATOMはBITPOINTでステーキングを行っており、毎月報酬を受け取っています。BTCはVC Tradeで貸コインを活用中です。
ただし、仮想通貨は現在運用方法を見直し中です。詳細は別途記事にまとめる予定です。
現金|暴落時の投資資金
現在約200万円の現金を保有しています。資産全体の約5%です。
現金は「何もしていない資産」ではありません。チャールズ・エリスは「敗者のゲーム」の中でこう言っています。暴落時に誰もが買いたいと思っても、そのための資金が残っていないことが問題だと。
わたしにとっての現金は、守りではなく攻めの資金です。市場が大きく崩れたとき、割安になった銘柄を仕込むための資金。その機会が来たとき動けるかどうかが、長期投資の成否を分けると考えています。
リーマンショック級の暴落、円高による日本株の急落。
どんな形で来るかはわからない。ただ、必ずそういう局面は来る。そのときに動けるように、現金は常に一定額を確保しておくつもりです。
まとめ
日本株・米国株・インデックス・積立FX(らくつむ)・仮想通貨・現金。
バラバラに見えるかもしれませんが、それぞれに役割があります。
成長を取りに行く資産、土台として積み上げる資産、為替ヘッジとインカムの資産、そして暴落時に動くための資産。この組み合わせが、いまのわたしの答えです。
ただし、これは移行期の設計図です。日本株から米国株へのシフト、らくつむ・仮想通貨の積立継続と、資産配分は今後も変化していきます。定期的にこのブログで更新していく予定です。
わたしの投資哲学はこちらの記事をご覧ください。





