NISAで買うべき投資信託とETF6選|初心者でも迷わない「世界×成長×守り」の最適ポートフォリオ

はじめに|NISAで買うなら「投信×ETF」で世界を持つ
2024年から始まった新NISA。
「非課税で長期投資ができる制度」として、多くの人が資産形成を始めています。
でも──
「結局、どの投資信託(ファンド)を買えばいいの?」
「ETFって気になるけど、NISAで買えるの?」
そんな疑問を持つ人も少なくありません。
NISAでは 「つみたて投資枠」 と 「成長投資枠」 の2つを組み合わせて運用できます。
- つみたて投資枠:低コストのインデックス投信(オルカン・S&P500など)
- 成長投資枠:ETFやアクティブ型・テーマ型ファンド・ゴールドなど
この2つをうまく組み合わせることで、世界中の株式や資産に分散投資ができるのが新NISAの最大の魅力です。
💡 この記事でわかること
- NISAで人気の「投資信託」ランキングTOP5
- NISAでも買える「ETF」ランキングTOP5
- 投信とETFの違いと、どう使い分けるか
- 「つみたて枠」と「成長枠」の組み合わせ方
📘 結論を先に言うと
「迷ったらオルカン or S&P500」
「攻めたいならFANG+や米国ETF」
「守りを加えるならゴールド」
この王道+応用の11本を押さえるだけで、ほとんどの投資スタイルをカバーできます。
👉 本記事では、松井証券・楽天証券・SBI証券など主要ネット証券で共通して買える「定番ファンド」を中心に、初心者でも迷わない NISAで買うべき投資信託とETF をわかりやすく解説します。
NISAで買うべき投資信託5選(初心者でも迷わない定番)
迷ったらこの5本でOK。世界・米国・成長・国内・守りを1ページで。
2025年時点で、NISAで特に人気の高い投資信託をランキング形式で紹介します。
どれも 「長期・分散・低コスト」 の条件を満たした王道ファンドです。
| 順位 | ファンド名 | 投資対象 | 対応枠 | 信託報酬(年率) | リスク |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 全世界株式 | つみたて/成長 | 約0.1133% | 安定 |
| 2位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 米国株式 | つみたて/成長 | 約0.0968% | 中〜成長 |
| 3位 | iFreeNEXT FANG+ インデックス | 米国大型テック10社 | 成長中心(※一部つみたて対応) | 約0.77% | 高リスク・高リターン |
| 4位 | eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 日本株全体 | つみたて/成長 | 約0.154% | 中リスク |
| 5位 | ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし) | 金価格連動 | 成長 | 約0.30% | 低リスク(分散向き) |
🧩 各ファンドの特徴と選び方(わかりやすく解説)
🥇 第1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
特徴
・世界中の株式(先進国+新興国)に1本で分散投資
・国・業種・通貨リスクを分散できる万能型
・信託報酬:年率0.1133%程度
ここが強い
オルカン1本で「米国・欧州・日本・新興国」すべてをカバー。
長期積立に最適で、初心者にも“これ1本で完結”できる設計。
対応枠:つみたて投資枠/成長投資枠
取り扱い:松井証券・楽天証券・SBI証券など
💬 NISAのメインに据えるならまずこれ。迷ったらオルカン。
🥈 第2位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
特徴
・米国主要500社に分散投資(Apple・Microsoft・NVIDIAなど)
・世界の成長をけん引する米国市場に集約
・信託報酬:年率0.093%程度
ここが強い
「米国一本」で世界のイノベーションを取り込む。
実績・流動性・信頼度の三拍子そろった王道中の王道。
対応枠:つみたて投資枠/成長投資枠
取り扱い:松井証券・楽天証券・SBI証券など
💬 投資家の約半数が選ぶ、NISAの中心ファンド。
🥉 第3位:iFreeNEXT FANG+インデックス
特徴
・米国を中心とする大型テック株(Apple・Microsoft・NVIDIAなど10社)に集中
・トレンドを取り込みやすい成長株型インデックス
・信託報酬:年率0.77%程度
ここが強い
AI・クラウド・半導体などのテック成長をそのまま取り込む。
ボラティリティは高いが、長期で見ればS&P500を上回る局面も。
対応枠:つみたて投資枠/成長投資枠
取り扱い:松井証券・楽天証券・SBI証券など
💬 「攻めのNISA」を組み入れたい人に。AI時代の主役をまとめて保有。
🏅 第4位:eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
特徴
・東証プライム上場の約2,000銘柄に広く分散
・日本経済の成長・物価上昇局面で恩恵を受けやすい
・信託報酬:年率0.154%程度
ここが強い
海外株中心のポートフォリオに国内の安定成分を加える役割。
賃上げ・インフレ・円安など、内需系企業に強み。
対応枠:つみたて投資枠/成長投資枠
取り扱い:松井証券・楽天証券・SBI証券など
💬 海外偏重になりがちなNISAに「日本の足場」を加えるならTOPIX。
🪙 第5位:ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)
特徴
・金(ゴールド)価格に連動する投資信託
・株式が下落する局面で資産防衛の役割を果たす
・信託報酬:年率0.30%程度
ここが強い
株や為替の変動に左右されにくく、守りの資産として有効。
世界的に不安定な局面ほど注目されるファンド。
対応枠:成長投資枠のみ(積立NISA対象外)
取り扱い:松井証券・楽天証券・SBI証券など
💬 「株が下がっても安心できる資産を持ちたい」人におすすめ。
🧭 投資信託まとめ|この5本で「世界×成長×守り」が完成
この5本をバランスよく組み合わせることで、世界分散 × 米国成長 × 国内補完 × 守りの資産 が完成します。
長期投資では「1本を選ぶ」よりも、「組み合わせて持つ」ことが安定のカギ。
リスク許容度は人それぞれですが、以下のようなイメージで配分を考えるとわかりやすいです。
| タイプ | 全世界株式 (オルカン) | 米国株式 (S&P500) | FANG+ | 国内株式 (TOPIX) | ゴールド | 現金 | 想定リスク感 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 🟢 安定型(守り重視) | 35% | 20% | 0% | 25% | 10% | 10% | 小〜中 |
| ⚖️ バランス型(平均的) | 30% | 25% | 10% | 15% | 10% | 10% | 中 |
| 🔴 成長型(攻め重視) | 20% | 35% | 25% | 5% | 5% | 10% | 中〜高 |
| 🚀 超成長型(ハイリスク) | 10% | 30% | 50% | 0% | 0% | 10% | 高 |
💬 ポイント
- 🟢 安定型:オルカン・TOPIX・ゴールドを軸にブレを抑える。価格変動が小さく、安心して積み立てを継続できるタイプ。
- ⚖️ バランス型:FANG+を少し加えて成長性を取りに行く。分散とリターンのバランスを両立させたい人向け。
- 🔴 成長型:米国株の比率を高め、上昇局面をしっかり取りに行く構成。中長期でのリターン重視。
- 🚀 超成長型:FANG+を中心に攻め切る戦略。値動きは大きいが、AI・テック主導の成長を取りに行くタイプ。
👉 NISAは長期・非課税が前提。短期の上下よりも、「続けられるバランス」を優先するのが成功の近道です。
NISAで買えるおすすめETF 6選(成長×安定×守り)
※ どの証券会社でも基本的に買えます(松井 / 楽天 / SBI など)
| 分類 | 銘柄 | 内容 | 対応枠 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 🌏 世界分散 | VT バンガード・トータル・ワールド株式ETF | 全世界株式(約9,000銘柄) | 成長 | 1本で全世界に投資、王道の長期投資 |
| 🇺🇸 米国市場全体 | VTI バンガード・トータル・ストック・マーケットETF | 米国株式ほぼ全体 | 成長 | 中小型含む「米国の成長」を丸ごと取れる |
| 🇺🇸 大型主要株 | VOO バンガード・S&P500 ETF | S&P500(米国大型株) | 成長 | 長期運用の定番。投信版S&P500のETF版 |
| 💻 テック集中 | QQQ インベスコQQQトラスト・シリーズ1 | NASDAQ100(米大型テック株) | 成長 | AI・半導体・クラウド中心の成長株ETF |
| 🏦 安定・高配当 | VYM バンガード・米国高配当株ETF | 米国高配当銘柄 | 成長 | 配当を受け取りたい長期保有に向く |
| 🥇 守り資産 | GLDM SPDR ゴールド・ミニシェアーズ | 金価格連動 | 成長 | 株式と逆相関でポートフォリオを安定化 |
🔍 各ETFの特徴と選び方(わかりやすく解説)
🌏 VT|バンガード・トータル・ワールド株式ETF
投資対象:先進国+新興国を含む全世界株
経費率:0.07% 程度
ここが強い
- 国・業種・通貨を幅広く分散
- 長期投資の基礎ポートフォリオを1本で構築できる
👉 迷ったらVT。これ1本で世界丸ごと。
🇺🇸 VTI|バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
投資対象:米国株(大・中・小型すべて)
経費率:0.03% 程度(超低コスト)
ここが強い
- 米国の成長を広く取れる
- 「S&P500より少し分散したい」人に最適
👉 米国の長期成長に賭けるならVTI。
🇺🇸 VOO|バンガード・S&P500 ETF
投資対象:S&P500(米国の主要500社)
経費率:0.03% 程度
ここが強い
- 投資信託版 eMAXIS Slim S&P500 と同じ中身
- ただしETFの方が為替や配当管理が必要 → 中級者向け
👉 「S&P500をETFで持ちたい」ならVOO一択。
💻 QQQ|インベスコQQQトラスト・シリーズ1
投資対象:NASDAQ100指数(米国の非金融大型株100銘柄)
主な構成銘柄:NVIDIA、Apple、Microsoft、Amazon、Meta など
経費率:0.20% 程度
ここが強い
- AI・クラウド・半導体など「次世代成長」を象徴するETF
- S&P500よりリターンが高い一方、ボラティリティも大きい
こんな人におすすめ
- 成長株中心の攻めのポートフォリオを作りたい
- VTやVOOにスパイスを加えたい
👉 長期投資の中に10〜20%だけ入れると、成長エンジンになる。
🏦 VYM|バンガード・米国高配当株ETF
投資対象:安定配当の米国株
配当利回り:およそ2.5〜4.0%
ここが強い
- リスク低め・配当を受け取れる
- 再投資型の長期資産形成やセミリタイア向き
👉 配当でメンタルが安定する投資をしたい人向け。
🥇 GLDM|SPDR ゴールド・ミニシェアーズ
投資対象:金価格(現物裏付け)
特徴:株式と逆相関 → リスクヘッジに最適
ここが強い
- 暴落時のクッションになる
- 少額から守りパーツを入れられる
👉 「株だけだと不安」→ GLDMを5〜10%混ぜるのが王道。
ETFまとめ|この6本で「世界×成長×守り」が完成
| 目的 | 最適ETF | 理由 |
|---|---|---|
| 🌏 世界全体に分散したい | VT | 全世界株式に1本で投資できる |
| 🇺🇸 米国の成長を広く取りたい | VTI | 米国株全体をカバーする超低コストETF |
| 🏢 安定した大型株中心にしたい | VOO | S&P500連動、王道のコア資産 |
| 💻 成長テーマに集中投資したい | QQQ | テック・AI・半導体の伸びを取りに行ける |
| 💰 配当を重視したい | VYM | 高配当で安定したインカムを得られる |
| 🥇 株式の下落に備えたい | GLDM | 金で守りを入れてポートフォリオを安定化 |
💡 活用の目安
- VT / VTI / VOO:コア(合計70〜80%)
- QQQ:サテライト(10〜20%)
- VYM / GLDM:安定化(10〜20%)
👉 「成長 × 安定 × 守り」をバランスよく組み合わせるのが理想。
📝 まとめ|NISAでは「世界×成長×守り」をどう組むか
NISAは「非課税で長期投資できる」という最大のメリットを活かす制度です。なので、一時の値動きに一喜一憂せず、長く続けられる設計が大切になります。
💡 ポイント整理
- 投信(オルカン・S&P500)は「つみたて投資枠」で基盤をつくる
- ETF(VT・VTI・QQQなど)は「成長投資枠」で伸びを狙う
- ゴールドや現金を加えて、暴落時のクッションを持つ
- リスク許容度に応じて「安定型〜超成長型」を選ぶ
📊 運用の基本方針
「短期で勝つ」より、「長く続ける」。
積立を止めず、時間を味方につけることが最大のリターンになる。
💬 最後にひとこと
NISAは「制度」ではなく「習慣」。
1本のファンドからでいいので、まずは始めてみましょう。
投資は最初の1歩を踏み出した人から、複利の恩恵を受けられます。
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