仮想通貨(暗号資産)の始め方|初心者でも安全に買える方法とリスク管理を完全ガイド

はじめに|仮想通貨(暗号資産)を始めたい。でも「何から?」が分からない人へ
仮想通貨に興味はあるけれど、「どこで買うの?」「何を選べばいい?」「危険じゃない?」という不安を抱えたまま、最初の一歩を踏み出せない人がすごく多いです。
とくに初心者は、こんなポイントで迷いやすい。
- 初心者はどの銘柄から買うべき?
- いくらから始めればいい?
- 販売所と取引所の違いは?
- 詐欺やハッキングが怖いけど大丈夫?
- 口座はどこで作ればいい?
これらはすべて仮想通貨の始め方としてよくある疑問ですが、情報がバラバラで、初心者ほど混乱してしまうのが実情です。
この記事の目的
この記事では、仮想通貨を初めて買う人が迷わず・安全に・少額で スタートできるように、
- 必要なステップ
- 選ぶべき通貨
- 注意すべきリスク
- 安全な買い方
- 取引所の選び方
を、順番にわかりやすく整理しています。
最初に押さえる超シンプルな結論
初心者が仮想通貨を安全に始めるなら、「BTC/ETHを、国内取引所で、少額で」この3つだけ守ればOKです。
- 高リスクのアルトコインはいらない
- レバレッジは使わない
- 少額で経験を積むのがベスト
難しく見える仮想通貨も、実はこれだけで安全にスタートできます。
初心者は「少額・安全・長期」でスタートすればOK
繰り返しになりますが、結論だけ先にまとめると、初心者は次の3つだけ守ればOKです。
① 国内取引所で買う(安全性の面で必須)
最初の口座は、金融庁の登録を受けた国内取引所一択です。
資産の分別管理・セキュリティ・サポート体制が整っているため、初めての仮想通貨でも使いやすく、安全性が高いのが特徴です。
② 買う通貨は「BTC / ETH」だけ
初心者が最初からアルトコインに手を出す必要はありません。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
この2つは世界的に流動性が高く、長期で安定した資産と見なされやすい基礎資産です。
まずはこの2つだけを理解しながら、少額で経験を積むのが最も安全。
③ 少額ではじめる
仮想通貨は「少額から買える」のがメリット。最初は月1,000〜5,000円の積立でも経験値としては十分です。
- 値動きに慣れる
- セキュリティ設定の練習ができる
- リスク管理を自然に覚える
という最初の学びに必要なのは多額の資金ではなく、丁寧なスタートです。
つまり、初心者の最適解はこれだけ
国内取引所で、BTC/ETHを、少額で。
しっかりリスク管理さえしておけば、このシンプルな始め方が 一番安全で、長く続けやすい仮想通貨デビューになります。
仮想通貨(暗号資産)ってどう買うの?
仮想通貨の買い方は、一見むずかしく見えますが、実際のステップたった4つだけ。
20〜30分ほどでスタートできます。ここでは「最短ルート」で、買うまでの流れを整理します。
ステップ1:国内取引所で口座開設
最初に必要なのは、国内の仮想通貨取引所で口座を作ることです。
本人確認も数分で完了する取引所が多くなっています。
🔸 国内取引所を選ぶ理由
- 金融庁の登録が必須で、安全性・管理体制が厳格
- 日本円で入金しやすい
- サポートが日本語で受けられる
初心者が最初に選ぶなら、国内取引所がもっとも安全です。
🔸 口座開設でやること
- メール登録
- 本人確認(スマホで数分)
- 承認が降りればそのまま入金可能
ステップ2:日本円を入金
口座が開設できたら、日本円を入金します。
🔸 入金方法は2種類
- 銀行振込
- コンビニ入金
🔸 手数料の落とし穴
- 銀行振込は手数料無料のケースが多い
- コンビニ入金は手数料がかかる場合が多い
手数料ゼロで入金できる方法を選ぶのがコツです。
ステップ3:ビットコイン or イーサリアムを購入する
入金できたら、実際に仮想通貨を購入します。
🔸 初心者はBTC/ETHに限定
- 流動性が高い
- 長期で信頼性がある
- 情報量が多く、学びやすい
アルトコインに広げるのは慣れてからで十分です。
🔸 購入金額の目安
最初は 1,000〜3,000円 ほどから開始しましょう。経験を積むことが目的なので、無理して大きな金額を使う必要はありません。
ここまでのステップを押さえれば、初心者でも迷わず・安全に仮想通貨を買うことができます。
初心者が最初に選ぶべき仮想通貨(暗号資産)
仮想通貨は数千種類ありますが、初心者が最初に選ぶべき通貨は BTC(ビットコイン)と ETH(イーサリアム)だけで十分です。
理由はとてもシンプルで、安全性・将来性・世界的な認知度・情報量すべての面で他の仮想通貨より圧倒的に安定しているからです。
ビットコイン(BTC):仮想通貨における基軸通貨
ビットコインは、世界で最初に作られた仮想通貨であり、今もなお「仮想通貨における基軸」として扱われています。
BTCが初心者に向く理由
- 過去のデータや情報が多く、学びやすい
- 世界中で取引されており、流動性が非常に高い
- 取引所数が多く、上場廃止リスクも小さい
- 長期の資産保有手段として位置づけられやすい
短期でも長期でも、まずはビットコインを触っておくと全体像がつかみやすくなります。
👉 最初にビットコインを選ぶべき理由については、こちらで分かりやすく整理しています。

イーサリアム(ETH):技術と将来性の中心にある通貨
イーサリアムは、単なる通貨ではなく、アプリやサービスを動かす技術基盤の役割を持っています。
ETHが初心者にもおすすめな理由
- スマートコントラクトの仕組み
- NFT や各種アプリの基盤
- 今後のサービス開発で採用が進んでいる
BTCと並んで世界的に利用されている通貨であり、成長性と安定性のバランスが良い銘柄です。
👉 仮想通貨の中でも、実用性のある代表的な通貨がイーサリアムです。用途や仕組みをもう少し深く知りたい方はこちらをご覧ください。

補足:アルトコインは「難易度が高い」
最初のうちは
- 流動性が低く、値動きが大きくなりやすい
- 開発状況やニュースの影響を受けやすい
- 銘柄ごとの特性が理解しにくい
こうした理由で、判断が難しいのが実情です。そのため最初はBTCとETHに絞る方が迷いなく、安全に学べます。
初心者がつまずく危険ポイントはここ
仮想通貨は安全に使えばむずかしいものではありません。
ただし、最初につまずきやすいポイントがいくつかあり、ここを避けるだけでリスクが大きく減ります。
とくに以下の内容はしっかり押さえておきましょう。
① 海外取引所で始める
最初に触れておくべき最大の危険ポイントです。
- 日本の金融庁の監督外
- トラブル時のサポートが弱い
- 出金停止などの事例も多い
- 英語・独自UIでミスが起きやすい
安全に始めるなら、国内の登録済み取引所だけで完結させるのが最優先です。
国内取引所は
- アカウント管理
- セキュリティ
- 資産管理(分別管理)
が法律で義務づけられており、安全性が圧倒的に高いです。
② レバレッジ取引
レバレッジは資金以上の取引ができる仕組みですが、初心者ともっとも相性が悪い手段です。
- 価格変動がそのまま倍率で効く
- 短期の乱高下でロスカットが起きやすい
- 気づかないうちに大きな損失になる
最初はレバレッジを一切使わないというだけで、リスクはほぼ半分以下に下がります。
③ 適切なセキュリティ設定をしていない
安全性に直結する部分で、必ず最初に設定すべき項目です。
必須の対策
- 二段階認証(必須)
- ログイン通知ON
取引所のセキュリティは強固ですが、アカウントの入口(ID/パスワード)が弱いと意味がありません。
まず自身のアカウントを固めることが大切です。
取引所の選び方:見るべきは「安全性」
仮想通貨の口座選びはむずかしく見えますが、気にすべきポイントは、実はとてもシンプルです。
特に最初の段階では 安全性と使いやすさに絞るだけで、失敗をほぼ避けられます。
選び方の基準
金融庁の「登録済み」かどうか
もっとも重要なポイントです。金融庁へ正式に登録されている国内取引所は、
- 資産の分別管理
- 経営・財務の基準
- セキュリティ体制
- ユーザー保護ルール
が義務づけられています。これだけで安全性が一段階変わります。
二段階認証が使えるか
アカウントの入口を守る機能です。
- 不正ログインの大半を防げる
- スマホアプリで簡単に設定できる
「二段階認証の有無」は最重要ポイントになります。
取引所(板取引)に対応しているか
仮想通貨の購入方法には、
- 販売所(取引所が売る形式)
- 取引所(ユーザー同士の板取引)
の2種類があります。手数料(実質コスト)が低いのは取引所です。
最初に「板取引」が使える環境を選んでおくと、無駄なコストを避けられます。
スマホアプリの使いやすさ
仮想通貨はスマホで完結する人がほとんど。
- 送金
- 入金
- 売買
- 価格チェック
すべてアプリで行うため、操作が分かりやすいかは大きな差になります。
初心者向けの代表的な国内取引所
どちらも金融庁の登録済みで、使いやすさに定評があります。
コインチェック
- アプリが非常に使いやすい
- 初心者でも操作に迷いにくい画面設計
- 取引所(板取引)も対応
GMOコイン
- 取引画面がとにかく見やすい
- 取引所がアプリで簡単に使える
- チャート機能が充実
どちらも「最初の一歩を安全・簡単に始める」という目的に向いています。
よくある質問(FAQ)
Q1. いくらから始めればいい?
初心者は1,000〜3,000円ほどからはじめることをおすすめします。小さく経験を積むことで、価格変動に対する感覚がつかめます。
Q2. 今の価格から買っても大丈夫?
仮想通貨は短期では上下しますが、最初は価格のタイミングを気にしすぎなくてOKです。
まず 1,000円などの少額で実際に買ってみて値動きに慣れることが大切。
慣れてきたら、タイミングを狙うのではなく少額をゆっくり買い足すほうが、時間分散が効いてリスクを抑えられます。
Q3. 初心者はBTCとETHどちらがいい?
どちらも初心者向きですが、最初の1枚はBTC(ビットコイン) が分かりやすくておすすめです。
次のステップとしてETHを組み合わせるとバランスが良いです。

Q4. 取引所はどこを選べばいい?
国内の登録済み取引所 を選べばOK。
使いやすさで選ぶならコインチェック、アプリの機能重視ならGMOコインなどが比較対象になります。
Q5. セキュリティはどうやって守ればいい?
最低限、次の2つだけで大きく安全性が上がります。
- 二段階認証(必須)
- ログイン通知ON
まずはアカウントの入口を固めることが一番大切です。
まとめ|仮想通貨(暗号資産)は無理なく始められる
仮想通貨は難しいイメージがありますが、最初に押さえるべきポイントはとてもシンプルです。
- 国内取引所を選ぶ
- 最初はビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)
- 少額でスタート
- 二段階認証などの安全設定を必ず行う
この4つを守るだけで、ムリなく仮想通貨を始められます。
リスクが高いのは間違ったやり方。 これらを守れば安全性は一気に高まります。
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